決断した脱サラ
これは私が東証一部上場企業で会社員をしていた時の話だ。
2018年秋ふとした事から自分自身の働き方改革を考え出すようになった。
昨今日本では、様々な企業が働き方改革を推進している。当時勤めていた会社も当然改革を行っていた。そんな中、企業の為の改革と社員の為の改革、摩擦が生じているように思えた。
「変化に苦悩はつきもの」とは思ったが、自分の理想の働き方から遠ざかってるような気がしてならなかった。
時が経ち2019年春
社内での営業実績が評価され、より市場規模の大きい事業所への異動が決まった。
だが私のハラの中には2018年秋から考えている「自分自身の働き方改革」が消化されていなかった。なので自分に「1年後に退社し自己改革をする。」と期日を定めがむしゃらに働いた。
少し話が逸れるが私は以前から手帳に一日一言日記をつける習慣がある。期日を決めた日から日記の隣のスペースに1年後まであと何日かカウントダウンをしていた、こうでもしないと気持ちが切れそうで怖かった。
そのお陰もあり無事退社日も決まり、カウントダウンも残り数日となっていたところ問題発生だ。
会社を離れる実感が全く湧いてこなかったのだ(笑)
同僚へ仕事は引き継いでいたものの、今後の会社の在り方や業務に関する話を聞いていた為、身体は徐々に離れているが気持ちがなかなか離れようとしなかった。
がむしゃらに働いたせいだ、と言い聞かせた(笑)
そんな事もあったが退社の日を迎えた。
2020年春、新型コロナウイルスが全世界に猛威を振るってる。
先のことを見据えて目の前の事をしっかり実行していきたい。
「手洗い」「うがい」
一刻も早く平穏な日々が訪れますように。